素焼きのアーモンドが身体にいいといわれ、美容や老化防止にも効果があるとして、アーモンドの人気が高まってきています。

 

　アーモンドの効果は古くから世界でためされていました。１世紀頃のギリシアでは、その薬効成分が記されているものがあります。

 

　アーモンドと聞くと、ニキビが出来るとか、カロリーが高いとして敬遠されていましたが、実はそうではなかったということになりましょうか。

 
 
 

 
 
 

素焼きアーモンドの効能

 
 

オレイン酸の効能

 

　オレイン酸の効能としては、悪玉コレステロールを撃退してくれるという効果があります。

 

　アーモンドの半分は脂肪でできているとされ、その脂肪は体脂肪になりにくい一価不飽和脂肪酸の一種のオレイン酸なのです。

 

　オレイン酸の効能として悪玉コレステロールの撃退をあげましたが、悪玉コレステロールを減らすと、

　・心疾患

　・動脈硬化

　・高血圧

の予防になるとされています。

 

　さらにオレイン酸の効果として、悪玉コレステロールの撃退だけでなく、善玉コレステロールを増やすという効果もあります。

 

　腸の活動も活発にして、便秘解消にも効果があります。

 
 

ビタミンＥの効能

 

　ビタミンＥには強い抗酸化作用があり、細胞の酸化を抑制する働きがあります。

 

　この栄養素により、老化のスピードを遅くしたり、ガンや生活習慣病にも効果があるのではないかと期待されています。

 

　ビタミンＥには、「若返りやアンチエイジング効果がある」ということも出来るのでしょうか。

 
 

ミネラルの効能

 

　アーモンドには、ミネラルも豊富に含まれています。

　　・カルシウム

　　・カリウム

　　・マグネシウム

　　・亜鉛

　　・鉄

　これらのミネラルは、動脈硬化や高血圧の予防になり、骨を丈夫にしたり糖尿病の予防にもなったり、細胞分裂が活発になり、貧血予防にも効果があるとされています。

 
 

食物繊維・ポリフェノールの効能

 

　食物繊維には、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維とがあります。このうちアーモンドに含まれているのは不溶性食物繊維になります。

 

　この不溶性食物繊維は、腸を活発に動かし便秘解消になります。

 

　同時に腸内の発がん性物質や有害物質を体内から排出してくれるため、肌荒れなどの予防効果もあります。

 
 

　また、アーモンドの薄皮にはポリフェノールが含まれていて、そのポリフェノールにはビタミンＥと同様に抗酸化作用があります。つまり、老化や動脈硬化の予防になります。

 
 
 

 
 
 

素焼きアーモンドの効能

 
 

　アーモンドはスーパーマーケットやコンビニでも売られていますが、それらのアーモンドにはほとんどが塩がついていませんか。

 

 

　アーモンドを食べるのはいいのですが、塩分の取り過ぎにもなりかねませんので、塩のついたアーモンドはオススメできません。

 

　また、中には油で揚げたようなアーモンドもありますが、これも油が酸化するのであまりオススメすることは出来ません。

 

　では何を食べたらいいのか。「素焼きアーモンド」です。アーモンドは生でも食べられますが、人体に有害な酵素抑制物質が含まれています。

 

　これを除去しなければならないのですが、除去の方法は熱を加えるか水に１２時間浸すことが必要になります。

 

　水に浸した後の水は必ず捨てて下さい。また、浸したアーモンドもさらに軽く水洗いをして食べましょう。

 
 

　ところで、加熱したアーモンドを長期間保存していると、どうしても徐々に酸化していきますので、開封後はなるべく早く食べましょう。

 

　また開封後は、酸化が進まないように密閉容器に入れて冷暗所で保管しましょう。

 
 
 

 
 
 

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